poem2
詩提供「想い


春の日差しのぬくもりの中で

遠くを見つめる人がいる・・・

そっと手を伸ばせばすぐそばに・・・

でも、なかなか届かない・・

純白のヴィーナス           

いつも貴方といっしょ  

ずっと ずっと           

ついてってるよ 


ひとりぽっちのすずらんが
 
葉陰でさみしく泣いてます
 
涙がほほを伝うたび
 
ポロンポロンと奏でます



一筋の光の向こうから
 
暖かく見つめている人がいます
 
いつでも
 
どこでも
 
いつまでも・・・


クリーミーーホワイトの

ウエディングドレスを着た君は

今 最高の花嫁

光輝く幸せの中で・・・


高く

しぶきを上げて

歓声の沸きあがる水族館

子供たちのあかるい声とともに

夏が終わる

深く潜れ

青い海原の話を聞きながら

さかな達と夢を泳ぐ

キラキラと煌めいた

夏が終わる



船が運ぶ

出会いと別れ

笑顔と泣き顔

汽笛が叫ぶ・・・帰って来たよ

汽笛が見送る・・・またいつの日か

帰港と船出

名港の夜の灯りは
喜び悲しみを優しく抱えひっそりと見つめる



賑やかな騒音とともに街が動く
昼の顔して・・・

都会の喧騒を消して街が止まり
夜の顔になる

暖かな色の灯り
クールな色の灯り
それぞれの場所に
それなりの色の顔をして

夜の街はライトアップされた自分を
楽しんでいる



空で消える火の花に

人は儚い夢を見る

切なさ 儚さ 侘しさを

重ね合わして夢を見る

遥か遠くに見た夢は

刹那の夜空に舞い上がり

色とりどりに空を塗る

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